闇の公子は…

ひとりは、闇の中の闇、悪と官能の公子
アズュラーン

ひとりは、死の瞬間にかいま見る盃の主、
ウールム、

ひとりは、自ら傷つき癒し、
混沌をさらに混沌させてやまぬ狂気の王、
チャズ、

ひとりは、闇の公子すら逃れられぬ道、
その前兆たるケシュメト

兄弟ならぬ兄弟たち、
人ならぬ者たちが世に現れ、またそれぞれの王国にて、
出会い、別れ、認め、蔑み、愛し、憎み…

その気配すらも知る者は、多くは無かった。


悪、死、狂気、宿命の主たちの織りなす伝説が、
タニス・リーの筆により愛と美を極める・・・
「地球が平らかなりしころ」、夜の世界、不可視の世界には何があったのか?



そして、
生まれるが運命だった一人の娘が
処女の身体にて遺した黒真珠、
アズュリアズ。


魂の炎と変じ、
蝶のごとく時空を舞う、その旅は永遠。






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